【イライラするのは当たり前】
こんにちは!滋賀のお悩み相談所のやすいです。
さて、コロナ禍での生活が余儀なくされている今、子育て世代のママさんやパパさんの精神的な負担は、いよいよ増すばかりですね。ニュースでは、特にひとり親世帯が深刻な状況と報道されています。
教会ではそんな子育て世帯に様々な支援を画策しているのですが、精神面でも辛い思いなどを少しでも軽くしたいと思い、今回はずばり、子育てにイライラする時、一瞬で心が楽になる考え方についてお話します。
私には現在、2歳になる娘がいます。娘は、「おーちゃん、ありがと」と色んな言葉を喋られるようになりました。こどもの成長が嬉しくてたまりませんが、その一方で、イライラしてしまう時も増えました。愛くるしい娘も、最近は言うことをきかなくなり、ちょっと嫌なことがあるとぐずってしまうからです。
私が、なんとかしようと焦れば焦るほど、娘の状況は悪化してしまいます。親はこんな時、こどもにイライラしてしまうのは当たり前な感情だと私は思います。だって、言うことを聞かないのですから。
【子は言う事を聞かないもの】
一方で、こどもが言うことを聞かないのもまた、当たり前なことだと思います。こどもは、感情を制御できません。感情表現もままなりません。好きなものは好き、嫌なことは嫌、それだけなのです。
ただ、そんなことは、大人は理解しています。理解はしているものの、イヤイヤと叫ぶこどもに対して、だんだんと怒りの感情がこみ上げてきてしまうんですよね。
そんな時に私がやっている方法は、こどもは、「自分のものではない」と思いこむこと、です。我が子は、どうあっても可愛いです。そして、我が子ゆえに、時には叱り、時には甘やかします。
でも、こどもは決して自分の所有物ではありません。こどもは親とおんなじひとつの「命」を持つ仲間です。親に育てる義務はあるかもしれませんが、親の信条を強制する必要はないのですね。
親はちょっぴり人生の先輩、そんな気持ちで、同じ命をもつ人としてこどもに寄り添う。そんな気分で接すると、少し心が楽になってきます。
【オットセイ理論】
オットセイ理論とは、名の通り、「お」と言ってこどもを褒める方法です。「お、ご飯たべたね」とか「お、はみがきできたね」と褒め言葉に「お」をつけるだけの簡単なものです。
詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
ちなみに、「オットセイ理論」はこどもだけでなく、あらゆるコミュニケーションで有効と感じます。思った以上にどんな方でも喜びますよ。ご家庭で一度お試しください。
【当たり前を褒める】
このオットセイ理論の特筆すべき点は、当たり前なことを「あえて」褒めるという点です。
人は、秀でたことを良く褒めますが、当たり前を褒める人は少ないでしょう。例えば、なんで宿題しないの、と宿題をしないこどもを叱ることがあっても、普段宿題を当たり前にしてるこどもに「あえて」褒める親は少ないです。
極端に言えば、宿題をせずに100点を取ったら褒めますが、宿題をしっかりしても0点で褒める人はほとんどいません。親は結果を求めてしまいがちですが、一方で、こどもはその道中を認めてもらいたいのです。
また、人は短所が目に付くものです。
講座にもあったのですが、例えば、視力検査でのマークをご存知でしょうか。欠けている方に目が自然と目がいきますよね。人は欠けているものに目がいきやすい。でも子育てでは、当たり前に「あえて」目をつけると、こどもは親に「認められた」と思い、親を慕うようになります。きっと言う事も聞き始めることでしょう。
イライラしない子育て講座では、他にも様々な子育てに関するノウハウや情報がつまっておりましたので、子育てのスキルアップを慕い方はぜひ受講を進めます。
【今しか味わえない】
話を元に戻しますが、子育てにイライラする時、一瞬で心が楽になる考え方は、「今しか味わえない」と思うことです。
これだけは言えます。子育てに悪戦苦闘するのも、このような子育ての情報を得ようと努力できるのも、今しかできません。
いつか、こどもの食事や洗濯物などをお世話しなくなる日が来ます。今、しんどくても、数十年後、写真などをみて思い出し、きっとその道中を恋しくなる日がくることでしょう。
【自分も褒める】
大人になるまで、こどもは弱者です。親はそのこどもを守らなくてはいけない責任者です。でも一人で守らなくてもいい。支援者は必要で誰かに頼ってもいいのです。子育てに疲れたら、蒲生へご相談ください。必ず力になります。
どんな親であっても、こどもの面倒をずっと見ているのは大変なことです。そんな大変な毎日を過ごしている親の皆さん。ほんとに尊敬でしかありません。
そんな自分も褒めてやってください。たまには、好きなことをしたり、好きなものを食べたり、自分へのご褒美を忘れないのも大事な事と思います。
この世は「たすけあい」。しんどい時は、滋賀のお悩み相談所、天理教蒲生大教会へ遊びに来てくださいね。
読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。