【悩み解決!!】人間関係もこれでスッキリ！「思い通りにいかない時」の対処法！

また、同じく精神科医で心理学者のアルフレッド・アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言した上で、「自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある」、と人間関係の「課題の分離」について説いています。

また、アドラーの心理学では人は「見返りに縛られている」とされています。

フロイト、ユングと並ぶ三大巨匠の一人、アドラー。人生を変える力を持った彼の思想を、哲学者と青年の対話形式で解き明かす。

大好きな恋人とデートできるなら、多少の遅刻は問題ないかもしれません。でもこれがもし、結婚数十年も経った夫婦なら、「なんで予定に合わせられないんだ」「何時だと思ってるんだ」と心が濁り、イライラするかと思います。

でもよく考えてみてください。「待ち合わせに相手が必ず来る」と思い込むことは、「相手に期待している」行為です。それは自分にとって都合のいい未来で、未来というものは自分が思い通りに必ず叶うとは限りません。

特に子育て世代では、出発直前に子供がウンチをしてオムツを取り換えることになったり、いきなりぐずりだして泣いたりと、親の思い通りにならないことが多々あります。予定通りに出発できるのは、当たり前でないのですね。

「待ち合わせに遅れる」、沖縄では特に、これが顕著です。私は沖縄で住んでいたことがあるのですが、沖縄の方と待ち合わせしても予定時刻に来ない、なんなら約束すら忘れさられていて、何度もイライラしたことがあります。

でも当の本人は「そんなの沖縄では当たり前さ～」と陽気に笑っていました。そうなんです。沖縄の人は「待ち合わせに相手が必ず来る」という概念がそもそもあまりないのですね。【相手に期待しない】良い文化が沖縄には根付いています。

もちろん約束であったり、待ち合わせ時間であったりを守ることは大切です。ところが、先ほどもお伝えしたように、人は人の行動を変えることができないのですから、どちらかが相手を【受け入れて認める】ことも、人間関係の上で重要になってくるかと感じます。

遅れる理由がなければ、わざと遅刻する人はいません。そんな時は【相手の立場になって考える】ことが大切です。

沖縄の人は非常にこれが上手ですね。「だからよ～。あしたにしたらいーさー」とよく励ましてもらいました（笑）。ストレスフリーで長寿であるのも頷けます。遅刻してイライラするのは、沖縄の人から見たら、「勝手に」遅刻しないもの、と思いこまれている状況なのでしょうね。

天理の教えに、このような言葉があります。

「腹を立てる、気儘癇癪は悪い。言葉一つが肝心。吐く息引く息一つの加減で内々治まる。」（『天理教教祖伝逸話編』一三七「言葉一つ」）

言葉一つが肝心ですね。

人間関係が上手くいかない時には、やはり【相手は変わらない】のだから【相手には期待しない】という観点を持ち、相手に矢印をむけるのではなく、自分に矢印を向ける。そして「元気そうで良かった」などと、【相手を大事にする】ふるまいを少しずつ増やしていく。

そういったところに、相手が思い通りにしてくれない時も、受け入れる心の器ができてくるのではないでしょうか。私もまだまだその域には達していませんが、これは日々の積み重ねですね。

人間関係が【思い通りにいかない時】は、【相手に期待しない】、【相手の立場になって考えてみる】、そして【相手を大事にする】というキーワードを普段から心がけると、きっと良い人間関係になり、デートも上手くいきそうですね。

相手の遅刻を寛容に受け止めることができて、素敵なパートナーができたら、デートはぜひ滋賀にお越しください。その際は、【滋賀のお悩み相談所　天理教がもう大教会】へお越しください。あなたの助かりを心より祈っております。

人ごとを、我がことに。

それでは、また。

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